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オープンアクセス加速化事業採択および,
OA論文出版支援の支援条件および著者負担金の変更について(お知らせ)

更新日:2024年8月7日(8月30日最終更新)

「オープンアクセス加速化事業」採択決定

この度,文部科学省が公募する「オープンアクセス加速化事業」に,本学の申請が採択されました。
本事業は、大学等による研究成果(学術論文・研究データ等)の管理公開に関する体制の充実・強化を図り, 産業界等にも開かれた知へのアクセスを担保することで,研究成果の発信力を強化し,我が国の競争力を高めることを目的としています。

本学ではこの事業のもと,研究データの集約・共有・公開を強化するための研究データ一元管理システムの環境構築, 転換契約やAPC補助によるオープンアクセス論文出版を加速化するための支援などの取り組みを実施します。

我が国では,「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」(令和6年2月16日決定 統合イノベーション戦略推進会議)において, 2025(令和7)年度から新たに公募を行う競争的研究費を受給する者に対し,論文及び根拠データの学術誌への掲載後, 即時に機関リポジトリ等への掲載を義務づける方針が示されています。この方針に対応すべくシステムを構築していく予定です。

【参照】
・文部科学省 オープンアクセス加速化事業の採択機関の決定について(採択機関一覧あり)
・内閣府 「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」(pdf)
     「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」の実施にあたっての具体的方策 (pdf)
     「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」の実施にあたっての具体的方策 改正案(pdf)

OA論文出版支援の支援条件および著者負担金の変更

2024年1月からSpringerNatureとWiley,2024年4月からElsevierの電子ジャーナル契約を,購読契約(Read)から転換契約(Read & Publish)に移行しています。
そのため,出版枠対象の本数に上限がありますが,本学に所属する著者はオープンアクセスで論文を出版することが可能です。

7月までのOA論文出版状況を鑑み,更なるOA論文出版の加速化及び幅広い研究者の支援を行うため, 当初設定した対象著者や対象ジャーナルの支援条件の変更を行います。 また著者負担金を支払う対象者を変更します。

【変更内容】
・対象著者範囲を広げ,本学構成員の方すべてが対象に変更
・対象ジャーナルについてCiteScore上位40%の制限をなしに変更
・著者負担金については,2024年度に限り,2024年4月1日時点で45歳以下の方は支払不要
 46歳以上の方は一律50,000円に変更

【オープンアクセス支援について】
 https://lib.tut.ac.jp/ejournal/os.html
各出版者ごとについては,次の詳細(学内専用ページ)をクリックしてご参照ください。
SpringerNature
 【契約期間】2024年1月1日~2024年12月31日(2025年も継続予定)>
 【詳細】https://lib.tut.ac.jp/ejournal/tut-only/OA_springer.html

Wiley
 【契約期間】2024年1月1日~2024年12月31日
 【詳細】https://lib.tut.ac.jp/ejournal/tut-only/OA_wiley.html

Elsevier
 【契約期間】2024年4月1日~2025年3月31日
      (2025年度・2026年度も継続予定)
 【詳細】https://lib.tut.ac.jp/ejournal/tut-only/OA_elsevier.html
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